30歳からのハンドケア

アンチエイジングをしっかり意識している方でも、ついつい見落としがちなのが「手」のアンチエイジング。
顔や髪の毛は確かに第一印象で見られやすい場所ではありますが、意外にも「手」も見られているものです。
「手」には実年齢以上の年齢が出やすい、なんて話も!
髪や髪の毛がしっかりケアされていても、「手」に老けを感じられてしまうと台無しになってしまいますよね。
そこで今回は、見落としがちな「手」のアンチエイジングをご紹介します!

手はなぜ老けやすい?

そもそも、なぜ手は老けが表れやすいのでしょうか?
単に、顔や髪の毛に比べてケアを怠りやすいだけではありません。

・皮膚が薄い

まず、手の甲の皮膚は顔や他の部位と異なり非常に薄い部位です。
皮膚が薄いということは、外部からの刺激によりダメージを受けやすくなっていますし、乾燥や血行不良などの不調が目立ちやすくなってしまいます。
また、手の甲の薄さによって血管が目立ちやすいというのも理由の一つ。
口元や目元も年齢が出やすいですよね。理由は手と同じで皮膚が非常に薄いからなのです。

・血流が届きにくい

「手」というのは身体の末端に位置します。
血流は心臓から流れますので、心臓に近い部位ほど血流が行き届きやすいもの。
つまり、心臓から届きにくい末端に位置する手には血流が行き届きにくいのです。

実は、手が老けて見えるのは、血流が行き届きにくいこと以外にも原因があります。
血流から栄養分をもらい、届ける為の筋肉が固くなり、栄養を吸収できにくくなることにもあるのです。
せっかく血流が回ってきても、養分を吸収しないと栄養が行き届かず、若く保つことが出来ませんし、冷え性の原因にもなります。

また、人間は血管から老化していくと言われており、老化すると、血流を押し出す力が弱まっていき、血流が滞ってしまいます。
手の甲に血管が目立ちやすくなる原因の一つでもあります。
つまり、末端がゆえに血流の流れがよくない、栄養を運ぶ筋肉が硬直する、老化により血流が滞る、などが重なると老けているように見えるのです。

・外部からのダメージが多い

手は外部のものと接する機会が多い部位ですよね。
特に、他の部位より水と触れ合う機会が多く、ふやけるたびに潤いをキープするバリア機能を低下させ、潤いが逃げていきます。
何かを触っては石鹸で洗う、風邪予防に手を洗う、という機会も多いですし、特に家事で食器を洗ったり、お風呂場を掃除したりなど行っている方は、洗剤などの化学成分も加わり手の肌にダメージが加わりやすいのです。

手のアンチエイジング方法は?

上記で、手が老けやすい原因をご紹介しました。
では次は、予防策をご紹介しましょう!

姿勢を意識してみよう!

先ほど、血流から栄養分を取り入れるための筋肉が固まってしまう為、冷え性や老けの原因になるとお話しましたよね。
筋肉が固まってしまう原因は主に、同じ姿勢で長時間いること、悪姿勢、そして食生活の乱れです。
デスクワークをしている方は、どうしても同じ姿勢で長時間仕事をしがちになります。
同じ姿勢で長時間いる、悪姿勢は手だけに限らず、末端の様々な部位の冷えの原因にもなりますので、デスクワークの方は休憩時間は少し歩いてみる、姿勢を頻繁に変えてみる、など行ってくださいね。

食生活を見直してみよう!

血管の老化防止や、ダメージを受けた肌の再生能力向上、筋肉の硬直防止の為に摂取してほしい食事をご紹介していきます!
まず、老化防止には
①低塩分
②低血糖
③善玉HDLコレステロールを増やす

以上、3つが基本となりますので、覚えておいた方がいいでしょう!

・タンパク質

お肌は主にタンパク質で出来ています。
いくら他の健康的な栄養素を摂ったとしても、主成分が足りていなければ元も子もありません。
主に、鶏の胸肉、卵、納豆、魚、などに多く含まれています。

・オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸

近年、注目され始めてはいますが、まだまだ知らない方も多いでしょう。
オメガ3には主に、血管の柔軟性や毛細血管の血行促進作用を高める作用があり、オメガ6、9には、善玉コレステロールの増加作用があります。
主に、まぐろ、イワシ、ぶり、サンマといった魚類からクルミやビーガンなどに多く含まれているので、積極的に摂取することを心がけましょう。

・水分

意外と忘れがちなのが水分摂取。
血液は液体なので、体の中でさらさらの血液を作るためには、もちろん水分が必要になってきます。
また、お肌の潤いを保つ為にも重要になってきます。
1日に1~1.5Lほど水やお茶を飲むように心掛けましょう!
ジュースなど、糖分の高い飲み物は控えて下さいね。

・手のお手入れも心掛けよう!

食事なども重要ですが、ハンドクリームなども、もちろん重要になってきます。
手を洗うたびに、しっかり手を拭き、クリームを塗り、手に水分を与え、油分で閉じ込める、という流れを意識してください。
ハンドクリームを選ぶ際は ・ヒアルロン酸 ・セラミド ・ホホバ油 ・ひまし油 などの保湿成分が含まれると良いでしょう。
乾燥肌、敏感肌で悩んでいる方には「ワセリン」を使う事をお勧めします。
ワセリンは、天然由来のオイルで刺激が少なく、お肌の水分を閉じ込める効果や、外部の刺激からお肌を守ってくれる作用があります。
黄色ワセリンより白ワセリンのほうが純度が高く、不純物も少ないのでお勧めです。

また、お風呂掃除や食器洗いでは、出来るだけ手袋をする事を意識してください。
水の中で手を使うことによる、手のバリア機能の低下、そして洗剤などの化学物質にあたることを避けることができるので、かなり手荒れを予防できますよ!

まとめ

手の老化を防止するためには、
・同じ姿勢で長時間過ごさない
・タンパク質を摂取
・オメガ3、6、9などの脂肪酸を摂取
・水分摂取
・ハンドクリームを使用し保湿を心掛ける

以上を日々の生活で取り入れるよう意識し、手の老化を防ぎましょう!

人気脱毛サロンランキング

カテゴリー: その他

0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です