AGAと薄毛の違い

以前と比べて髪の毛が薄くなったり、抜け毛が増えていると感じる方は男女問わず多くいます。
特に男性の方は比率が高く、悩んでいる方の中では、いち早く原因を知りたいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

原因をネットなどで探っていくうちに、「AGA」という言葉を聞いたことはありませんか?
AGAは男性に発症する脱毛症なのですが、「薄毛 」とは違うということもご存じでしょうか?
実は、AGAは他の「薄毛」と違う大きな特徴があるのです。
AGAと薄毛の違いを知れば、ご自身の髪のお悩みに対する対策方法も変わってくるはず。
ぜひ、チェックしてみて下さいね!

薄毛とAGAの違いとは?

風邪や病気に原因があるように、髪が薄くなることにもしっかり原因があります。
まず、AGAと薄毛では原因が異なってきます。 見ていきましょう!

AGAではない薄毛

まず、薄毛の主な原因は、食生活や生活習慣の乱れです。
髪の毛も、肌もその他多くの身体の器官も、基本的にはタンパク質を材料とし作られており、摂取タンパク質量が足りなくなると、当然、髪や肌を生成する力が弱くなってしまいます。
また、ビタミンやミネラル(特に亜鉛)は、髪の毛を生成する際にサポートしてくれる栄養素ですので、不足することで髪の毛が薄くなる原因の一つになります。
また、睡眠不足やストレスも薄毛の原因となりかねません。
身体が最も回復し、成長ホルモンが分泌される時はいつかご存じでしょうか?
わかりきった質問ですが、当然、睡眠時ですよね。
しかし、過度のストレスや睡眠不足が続くと、血流の流れが悪くなり、自律神経が乱れ、髪の毛を成長させる成長ホルモンが減少してしまうので、髪や肌の修復、成長が行われなくなってしまいます。
「最近肌も荒れるし、薄毛が急激に早まったなー」という方は、食生活や生活習慣に原因が隠れているかもしれません。

AGA(男性型脱毛症)

AGAの特徴として、ほとんどが男性に発症することが挙げられます。
なぜなら、AGAの原因が男性ホルモン(テストステロン)に大きく関わってくるからです。
テストステロンとは筋肉や骨を作り、競争心や冒険心を高める、いわゆる「男っぽさ」を作り出す重要な作用をするホルモンのことです。
つまり、テストステロンが、女性より男性に多く分泌されることから、男性は筋肉がつきやすく比較的、競争や争いなどを好みます。
男の子が昔からやんちゃをしたり喧嘩をすることが多いのはホルモンの関係上仕方のないことなんですね。
いわゆる「男性らしさ」のようなものを作り出すテストステロンですが、髪に対して困った働きが一つ。
テストステロン自体ではなんの悪影響も及ぼすことはないのですが、5αリダクターゼという酵素と結合することによりジヒドロテストステロンと呼ばれるホルモンを作り出します。
ジヒドロテストステロンには、脂肪細胞を減少させる、タンパク質分解の抑制、などの作用があるのですが、成長中の髪の毛に対し成長を抑制させ、抜けさせる作用もあるのです。 なんと厄介なホルモンなんでしょう。 つまり、男性は女性よりテストステロンが多いので、5αリダクターゼと結合する確率が大幅に高く、AGAになりやすいわけなのです。

薄毛とAGA、症状の違いは?

原因が違えば、症状も異なってきます。

AGAではない薄毛

薄毛の症状の特徴としては、一時的かつ円形脱毛という形であらわれることが多いです。 部分的に、しかも急に抜け毛の量が増え、脱毛していきます。
抜ける場所は、頭頂部である時や後頭部である時、側頭部である時など様々。
しかし、原因となるストレスや生活習慣、食事などを改善すると比較的早く治っていくのも特徴です。
十円ハゲなど聞いたことがあると思いますが、部分的に急激に抜けていくという点で、典型な薄毛のタイプの脱毛症です。

AGA

AGAは円形脱毛と異なり、一時的なものではなく進行性のあるものです。
食事や生活習慣、ストレスなどを改善しても、根本的なテストステロンが5αリダクターゼと結合する動きは、とまることがないのでどんどん進行していきます。
また、生え際や頭頂部、つむじにかけて薄くなる事も特徴の一つになります。
これだけ聞くとどんどん進行していき、止める術がないように思えますが、安心してください!
医学の進歩は素晴らしいもので、AGAに効く薬はちゃんとありますよ!

専門医に相談しよう!

薄毛やAGAで悩み、さらに仕事での悩みも重なると精神的に追い込まれ、負のサイクルに入ってしまう可能性がでできます。
一人で悩まず、AGA専門医や皮膚科などに一度相談に行ってみましょう!

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カテゴリー: 抜け毛・薄毛

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