脱毛しても産後、毛が濃くなるって本当?

「妊娠前に脱毛しても、産後に体毛が濃くなってしまい、脱毛の意味がない」なんて噂を聞いたことがありますでしょうか?
もし本当であれば、妊活に入ろうとしている方にとっては重要な問題ですよね。
最近は芸能人のほかに、一般の方もマタニティフォトを撮る方も増えていますし、一生残る記念の写真ですから、なるべく妊娠前に脱毛をし思い通りの写真にしたいもの。
噂は本当なのでしょうか?
結論を言うと半分が「嘘」で半分が「本当」です。 どういうことなのか詳しく見ていきましょう!

産後は毛が濃くなるの?

では、産後は本当に毛が濃くなってしまうのでしょうか?
厳密に言うと、産後ではなく妊娠中期から体毛が濃くなります。
特にお腹が濃くなり、腕や足など全身の毛が濃くなる事も珍しくありません。
「でも、体毛が濃くならないように対策方法があるんでしょう?」なんて声も聞こえてきそうですが、
ごめんなさい…妊娠中の体毛の増加などはどうしても起こってしまう事の一つで、未然に防ぐ事は出来ません。
これは、妊娠時のホルモンバランスの変化に大きく関わってくるからなのです。

ホルモンバランスの変化って?

毛が濃くなる事がホルモンバランスの変化に起因するといいましたが、どういうことなのでしょうか?
「そもそもホルモンバランスってなに?」といった疑問をお持ちの方のために、詳しく説明していきましょう!

妊娠中のお母さんの身体のなかでは、新たな命のために様々な変化が起こります。
中でも大きく変化するのが「女性ホルモン」というものです。
ちなみに、思春期になると身体に変化が起こり始めますよね? 女性は丸みを帯びやすくなり、男性はより筋肉質になっていきますが、この現象も男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが増えることで起こります。
話を戻しまして、妊娠中は赤ちゃんをしっかり成長させる為に胸や骨盤周りの血流増加、胎盤発達が必要になってくるのですが、その役目を、この女性ホルモン(特にエストロゲンとプロゲステロン)が行います。
もちろん通常時に体内に分泌されている量では足りませんので、妊娠初期から中期にかけエストロゲンとプロゲステロンが著しく増加していき、本来のホルモンバランスではなくなっていきます。
女性ホルモンの増加による、お母さんにとって喜ばしくない変化はあるのでしょうか?
それは血流が増加することで、頭痛やめまいや肌が敏感になる、そしてホルモンバランスが変化することでメラニン色素が沈着しやすくなり体毛が濃くなるといった変化がおこってくるのです。

産後はずっと毛が濃いままなの?

妊娠中期からの毛の濃さは一生続くのでしょうか?
だとすれば、非常に困ったものですが、しばらくすれば元に戻るので、安心してください!
確かに、出産後3ヶ月~6ヶ月はホルモンバランスが乱れておりますので、毛は濃いかもしれませんが、徐々にホルモン値が正常値に戻りますので、体毛も同じように薄くなっていき、元の濃さに戻っていきます。

妊娠中に脱毛をしてもいいの?

妊娠中に体毛は濃くなり、産後に徐々に薄くなっていくことはわかりました。
しかし、妊娠中の写真(マタニティフォト)を撮りたい時、毛がどうしても気になる時などは脱毛を行っても良いのでしょうか?
結論を言うと、脱毛はサロン等で行うのですが妊婦さんを断る場所が多いのです。
理由は、赤ちゃんとお母さん自身へのリスクが大きい事にあります。
光で毛根を焼き脱毛する方法が一般的なのですが、妊婦さんは肌が敏感になっているのでその光により肌トラブルを招きかねませんし、赤ちゃんへの悪影響を及ぼすのかどうかの安全が保証されていない為、多くのサロンで断るのです。

妊娠中の毛のメンテナンスは?

出来るだけ妊娠中は体毛をそのままにしておくのがベストですが「どうしてもメンテナンスをしたい!」という方には、毛を剃るという選択肢があります。
しかし、肌が非常に敏感になっていますので、いつも以上に丁寧に肌の状況を見ながら剃っていく必要がありますからご注意してくださいね。
この時、必ず剃毛クリームを使い、加えて電気シェーバーを使うことをお勧めします!

まとめ

妊娠すると体毛が濃くなり不安になるかもしれませんが、赤ちゃんを迎える為の準備の一環で、どうせ出産後に戻るんだーと気楽に、あまり気にしすぎないようにしてくださいね!

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カテゴリー: 脱毛体験談

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