髭を毛抜きで抜いた時、時々毛や毛根に白いものが、、、

思春期を超え、大人になるにつれて髭が生えてきます。興味本位で、毛抜きで髭を抜いた経験のある方も少なくないはずです。

そして、抜いた髭の毛根を見て 「白い塊がついている」ことに気付く方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、毛根についている白い塊、髭の処理方法など、「髭」に関する疑問に迫って行きたいと思います!

毛根についている「白い塊」の正体はなに?

髭に関わらず全ての体毛は、毛が生えては抜ける「毛周期」という周期があります。

毛周期は大きく分けて、「成長期」「退行期」「休止期」の3段階に分けられ、今回疑問に上がっている「白い塊」は「退行期」の時の毛を抜いた際に見受けられます。

成長期

毛は毛乳頭という場所で、毛母細胞が分裂することにより生成され、成長していきます。毛が作られてから、成長していく期間を成長期といいます。

また、成長期にも、毛穴で生え始めている「成長期前期」と、皮膚の表面に毛として現れる「成長期後期」に分けることができ、髭の場合は、見えている約10%~20%が成長期後期に当たります。

生えた毛が抜けないように、毛根を包み込む働きをするものを「毛包」といいます。成長期後期の毛包は透明のため、髭を抜いた際に「透明なものがついている」と感じた場合は、成長期の髭を抜いているのでしょう。

退行期

成長を続けた毛も、やがて毛母細胞の分裂が終わり、成長が止まります。見た目は成長期後期の毛と変わりませんが、内部では「毛球が毛乳頭から次第に離れ、表皮側に上がっていく」というような抜け毛の準備に入っています。

退行期では、毛包も毛乳頭から離れていき、表皮側に近づき始めると、球根の様に白く固まります。白く固まることにより、毛が抜けないように最後までストッパーの役目を果たします。髭を抜いた際、毛根についている「白い塊」の正体は毛包であり、退行期の毛を抜いているといえます。

休止期

退行期を過ぎた毛は抜け落ち、毛乳頭が活動を休止する期間に入ります。
いわゆる「休止期」と呼ばれる期間で、次の毛が生える準備をし、やがて成長期に入っていきます。

 

 

自分で髭を抜くメリットはない!

髭を毛抜きなどで抜けば、しばらくの間は生えて来ないため、髭剃りなどの処理の手間を省けます。そのため髭を剃る時間が惜しいと感じている人の中には、抜いてしまおうと考えている人もいるかもしれません。

また、髭が濃い人だと、剃った後に黒い点や青みなどが残ることもあるでしょう。これは皮膚の内部に残っている髭が透けて見えているためです。髭を抜く場合には、内部の髭が残らないため、そのような黒い点や青みも残りません。

しかし、髭を抜くメリットは一時的なものにとどまります。髭を抜いて薄くなったり生えなくなったりすることはありません。中長期的に見れば、自分で髭を抜くメリットはないといえます。

 

 

注意!髭は自分で抜かない方が良い5つの理由

髭を抜いた際、毛根についている「白い塊」の謎は解けましたね!
しかし前提として、髭は自分で抜いて良いものなのでしょうか?

結論からお伝えすると、肌を傷つけるなどのデメリットがあるためNOです。
自分で抜いた際の、主なデメリットは以下5つ。

原因①皮脂が溜まりやすくなる

本来、毛穴にあるはずの毛を抜いてしまうと、毛穴が開いた状態のまま毛を抜くことになります。
開いた状態の毛穴には、皮脂や角質が溜まりやすくなり、通常時に比べると、

  • 皮脂が溜まりやすい
  • 毛穴が詰まりやすい
  • ニキビができやすい

などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

 

原因②毛包炎ができる

毛包には皮脂腺や汗腺があり、髭を抜くことで毛包の内部に皮脂が溜まりやすくなります。また、髭を抜いた毛穴から細菌も入りやすくなるため、炎症を起こしてしまうこともあります。この炎症を毛包炎といいます。

髭を抜くと毛包の内部がダメージを受け、出血していることもあります。その影響で細菌が入り込みやすくなり、毛包炎が起こることが多いです。

毛包炎になると、周囲の肌は赤みを帯びたり、膿で腫れたりします。

症状が軽ければ、清潔な状態を保つことで、自然に治ります。しかし、症状が重度だと清潔な状態を保っていてもなかなか治りません。皮膚科を受診して治療を受ける必要があります。

 

原因③埋もれ毛ができる

髭は皮膚の表面から外に出るようにして伸びていきます。しかし、髭を抜くことで毛穴が歪み、伸びる方向が変わってしまうことも多いです。伸びる方向が変わると埋もれ毛になる場合があります。

埋もれ毛とは、成長して伸びた髭が皮膚の表面から出られず、皮膚の内部にとどまってしまうことです。

埋もれ毛は透けて見えることも多く、目立つこともあります。埋もれ毛が気になり、爪で引っ掻いたり、毛抜で擦ったりしてしまいたくなる人もいるでしょう。

しかし、埋もれ毛を無理に取り除こうとするのはあまりおすすめできません。自力で取り除くのは難しく、取り除けたとしても皮膚を傷つけてしまうおそれがあります。

埋もれ毛は炎症を起こしていなければ、特に害はありません。しばらくすると肌の新陳代謝により、自然と皮膚の表面に出てきます。もしも、炎症を起こした場合は皮膚科を受診するようにしましょう。

 

原因④色素沈着がおこる

皮膚の内部では、紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素が分泌されています。皮膚が紫外線を長時間浴び続けると、メラニン色素の分泌が促されて皮膚が黒くなる仕組みです。

ただ、メラニン色素の分泌により黒くなった皮膚はずっと黒いままではありません。皮膚の新陳代謝により、メラニン色素は体外に排出されます。

紫外線を浴びなくても皮膚に強い刺激を受けたときにも、メラニン色素の分泌が促されます。そのため、髭を抜くことでメラニン色素が過剰に分泌されて、周りの皮膚が黒ずんでしまうことが多いです。

髭を抜く頻度によっては、新陳代謝でメラニン色素が排出されるよりも新たに分泌される量の方が多くなります。バランスが崩れることで排出が追いつかなくなったメラニン色素がとどまってしまい、色素沈着が起こるのです。

色素沈着が起こっているなら、髭を抜く習慣を止めるようにしましょう。その上で、規則正しい生活を送ることが大切です。そうすれば、新陳代謝が促されて、色素沈着は自然に消えていきます。

 

原因⑤抜毛症になる

髭を抜き続けると、抜毛症になる可能性があります。
抜毛症とは、自分の身体の毛を抜いてしまう行為のことで、

  • 抜かずにはいられない
  • 我慢できない

などにより、他のことに集中できなくなる「強迫性障害」の一種です。

髭を自分で抜いた際の、デメリット5つを紹介いたしました。
髭がどうしても気になってしまう方は、専門機関で脱毛することをおすすめします。
クリニックやサロンでは、ケアの仕方や悩みの相談の相談なども気軽にできるので、安心できるでしょう。

 

髭を抜く以外にどう処理したらいい?

この項目では、髭を抜かずに処理する方法について紹介していきます。

 

電気シェーバーで髭を剃る

電気シェーバーを使うことで手軽に髭を処理できます。朝起きてから仕事に行くまでの間に、習慣として髭を電気シェーバーで剃っている人も多いでしょう。

ただ、電気シェーバーで髭を剃ると、刃に肌が負けて赤くなってしまう人やヒリヒリして痛みを感じる人がいます。また、傷ついた箇所から雑菌などが入り込んでしまう場合もあります。

一方で、電気シェーバーには往復式やロータリー式、回転式などの種類があります。往復式は、深剃りに向いているものの、肌への負担が大きいです。

回転式なら、深剃りには向きませんが肌への負担が小さめで、肌の赤みや痛みを抑えることができます。ロータリー式は、肌への負担に関しても深剃りに関しても両者の中間的な位置づけです。

往復式を使っているなら、回転式やロータリー式に変えてみるのも良いでしょう。

 

抑毛クリームで髭を薄くする

抑毛クリームや抑毛ローションは、毛の成長を抑える成分が配合されています。体質的に髭が濃い人は、抑毛クリームや抑毛ローションを使ってみると良いでしょう。

使い方は簡単で、髭が生えている箇所に塗るだけです。しばらく使用を続けていれば、次第に髭が薄くなっていきます。

しかし、髭が薄くなるのはあくまで脱毛クリームやローションを使用している間だけです。使用を止めると、元の濃さに戻ってしまうでしょう。

また、体質によって変わりますが、抑毛クリームを使用してから実際に髭が薄くなったと実感できるまで、3ヶ月ほど要します。

 

家庭用脱毛器で髭を処理する

髭の処理方法のひとつとして、家庭用脱毛器を購入して自分で髭の脱毛するのも良いでしょう。脱毛器は光やレーザーなどを使用して脱毛するための道具です。

しかし家庭用脱毛器は、一般家庭でも使用できるように作られているため、サロンなどの機械と比べて出力は弱めです。効果を実感できるようになるまで、かなり時間がかかってしまいます。

また、家庭用脱毛器を使用する際にはカートリッジが必要です。長く続けるためには、カートリッジの交換費用も考慮しましょう。家庭用脱毛器本体の価格も決して安くありません。

 

脱毛サロンやクリニックで施術を受ける

髭を効率よく処理したいなら、脱毛サロンやクリニックなどで施術を受けるのがおすすめです。脱毛サロンやクリニックなら、肌へのダメージをできるだけ抑えて、髭を処理できます。

脱毛サロンもさまざまありますが、おすすめなのはメンズクリアです。

脱毛サロンの施術は痛みを伴うといわれることも多いですが、メンズクリアは最新のIPL×SHL脱毛を行っています。これにより、痛みが激減されており、快適に施術を受けられます。

また、体質的に髭が濃い人だと、必要な施術回数が多いため費用について気になる人もいるでしょう。メンズクリアなら通い放題プランを設けており、期間中なら追加料金なしで施術を受けられます。

脱毛が始めての人だと、何かと不安に感じる人も多いです。メンズクリアなら、最初の施術前に無料のカウンセリングやパッチテストなども実施しています。不安や疑問を解消した上で施術を受けられるでしょう。

また、お試しプランを設けているのも特徴です。これにより、髭脱毛は980円(税込)で1回施術を受けられます。髭脱毛に興味を持ちつつも、どうしようか迷っている人なら、お試しプランで気軽に試してみられるでしょう。

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まとめ

毛根についている白い塊、髭の処理方法など、「髭」に関する疑問にお答えしました。顔の中でもデリケートな部分である髭は、自己処理するにも様々なデメリットがあり髭をなくすのは難しいものです。

髭脱毛に興味がある方は、永久脱毛もできて、アフターケアまで行ってくれる脱毛サロンやクリニックでの施術がおすすめです。

 


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