殻を剥いたゆで卵の様に白くツルツルで、赤ちゃんのように肌トラブルのない「たまご肌」。
そんな思わず触ってしまいたくなるような肌に憧れますよね。
しかし、肌トラブルは尽きないもので、お肌の調子によってその日の気分も落ち込んでしまうことも。
だからこそ、たまご肌になって自分にもっと自信をつけたい!そんな女性も少なくないと思います。
では、たまご肌になるにはどうしたらいいのでしょうか?そもそも肌トラブルの原因って何でしょうか?
今回は、たまご肌になるために必要なことを見ていきたいと思います。
肌荒れの原因ってなに?
ニキビができたり、なぜか急にお肌がざらついたり、かゆみが我慢出来なくなったり…..など、肌荒れには様々な症状がありますが、原因も色々考えられます。さっそく一つずつ見ていきましょう!
1.スキンケアの方法が間違っている
「汚れをしっかり落とすためにゴシゴシ洗う」「化粧水をしっかり落とすために2、3回クレンジングする」「シャワーで体を流すついでにクレンジング」などしていませんか?
実は、スキンケアで最もお肌に負担がかかっていると言われているのがクレンジング、洗顔時なのです!
お化粧を落としたり顔をきれいにする行為なのになんで!?と思われるかもしれませんが、肌は数ミリ程度の薄さなので何度も洗ったり強く洗ってしまったり、シャワーで洗顔することで、肌のバリア機能が失われ乾燥してしまうのです。
シャワーの水温は体には心地のいい温度ですが実はお肌にとっては熱すぎる温度で、しかも、水圧がお肌にとっては強すぎて負担になることもあります。
「化粧水にはこだわっているけどクレンジングは出来るだけ早く終わればいいや~」なんていうのはすごくもったいないことです。
洗顔した後に肌がツッパル場合は、肌の潤いが損なわれてしまっている証拠。
肌の潤いが失われてしまうと潤いを戻そうと肌が皮脂を出してしまい、逆効果になってしまうこともあります
2.生活習慣、食生活の乱れ
人間の体は気づかぬうちに常に生まれ変わっています。
髪の毛も伸びては抜けるを繰り返していますし、爪も、もちろん肌も例外ではありません。
肌の奥側にある基底層で新しい肌は生まれ、時間をかけ表皮に押し上げられていきます。
最後は垢として剥がれ落ちていき、その周期を「肌のターンオーバー」と言います。
しかし、年齢を重ねるごとに、肌のターンオーバー周期は乱れ、肌のツヤや潤いがなくなってしまうのです。
肌トラブルを防ぐためにも、年齢に問わず、睡眠不足、喫煙、過度なお酒の摂取や運動不足などには注意しましょう。
たまご肌を手に入れるには?
肌トラブルの主な原因を説明いたしました。
次は、改善方法とたまご肌を手に入れる方法を見ていきましょう!
1.クレンジング方法
クレンジングの際のゴシゴシ洗ったり、摩擦を加えることがお肌に悪いというお話はしましたよね。
では、摩擦を減らすためには何をするべきなのでしょうか?
まず、クレンジングバームやクレンジングオイルをたっぷり十分な量使うことが大切。
もったいないからと、少ない量で落とそうとすると、どうしても強く押しつけたり擦ったりと摩擦が増え、お肌によくありません。
十分な量で、優しくメイクをなじませ洗い流しましょう。
また、クレンジングオイルやメイクなどが残ってしまうと肌トラブルを招いてしまうので、面倒臭がらずゆっくり時間をかけて洗い流してくださいね。
2.洗顔方法
「クレンジングの後の洗顔って必要?」なんて思う方も多いと思いますが、クレンジングは主に化粧を落とすことが目的です。
落とし切れていない汗や汚れをとるためにも、洗顔は必ず行ってください。
洗顔時もクレンジングと変わらずなるべくゆっくり優しく洗うことを意識してください。
洗顔料はしっかりと泡立てきめ細かく濃密な泡で洗顔するとよいでしょう。
きめ細かい泡により毛穴の汚れまでしっかり吸着してくれます。
また、洗顔前にホットタオルで顔を温めることで毛穴が広がり、洗顔時に汚れが落ちやすくなるので、おすすめです!
3.保湿
洗顔後は肌が水分を多く含んでいる状態です。
しかし、洗顔後何もしないままだと、すぐに乾燥してしますので保湿することを忘れないようにしましょう。
まずは、化粧水ですがたっぷり使って潤いをお肌に与えてください!
しかし、
- フェノキシエタノール
- ホルムアルデヒド
- コールタール
- ジエタノールアミン
上記に示した成分の中には発がん性のあるモノやアレルギー反応を引き起こすものもあるため、化粧水を買うときは避けるようにしてください。
水分をしっかり与えた後は美容液、クリーム、乳液で潤いを閉じ込めるましょう!
潤いを保つためには以下の成分が入っているものがおすすめです。
- セラミド
- ステアリン酸コレステロール など
生活習慣を見直そう
化粧水やクレンジング剤、美容液などは自分に合ったものを見つけてこだわることはとても重要です。しかし、それらをいくら気を付けてもお肌のターンオーバーが乱れていると元も子もありません。「スキンケアはこだわっているのになぜか肌が荒れてしまう…」という方は生活習慣を見直してみるといいかもしれません。
1.お肌に良い食べ物
筋肉、内臓、髪の毛、歯、そしてお肌。体のありとあらゆるものがタンパク質でできています。
つまり新しい肌をどんどん作るためにはタンパク質を摂取することが必要なのです。
当然といえば当然なのですが、ダイエットやお肌に気を付ける際、野菜をとることだけを考えてタンパク質を摂ることを忘れがちになっている方は多いと思います。
では、どのくらいのタンパク質量を摂るべきでしょうか?
目安は、体重1kgあたり1~1.3g程摂取すると良いとされていますので、例えば60kgの方ですと60g~80g程度摂ることが必要になります。
また、肌の老化を抑えるために、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含むナッツ類、ビタミンB群を多く含むかぼちゃ、ほうれん草、人参、ブロッコリーなどもおすすめです。
2.運動を取り入れる
良い食事に気を付けた後は、運動を心がけてはいかがでしょうか?運動不足は筋肉量が減少してしまい、全身への血の巡りが悪くなり冷え性やむくみ、お肌の乾燥やターンオーバーの乱れを招いてしまいます。
全身の血の巡りをよくするためには有酸素運動をお勧めします。血液中に酸素を多く取り込むことができ細胞を活性化させターンオーバーを正常にするからです。ちなみに有酸素運動とはウォーキングやジョギング、水泳などの運動のこと言い、無酸素運動とは筋トレなどのこと言います。
会社からの帰り道、いつもは電車に乗る2、3駅の区間を歩いてみるのもいいでしょうし、朝早く起きてジョギングしてみるのも良いかもしれません。また、筋肉量を減らさず若々しくいるためにジムに行き無酸素運動である筋トレをし汗を流すこともいいでしょう。
健康的な生活を!
たまご肌になるにはスキンケアでお肌を気遣うことも必要ですし、運動も、体に良い食生活も睡眠も必要になってきます。
大切なことは、健康的な生活を送るということ。
肌トラブルにお悩みの方は、今の生活を見直してみてはいかがでしょうか?
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